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着物を着る回数アンケート:コロナ禍でおうち着物を楽しむ方も

着物を着る人が年間でどれくらい着用するのか?着物が好きな方に対してアンケート調査を行った。フェイスブックグループ「着物―きものー」(約2.8万人)、「和服(kimono)を世界遺産に!」(約9千人)でアンケートを実施した(2021年5月)。1237名の回答を得た。着物好きな方が参加するグループであるため、着物の着用頻度は高い。

月1回着られる方が最も多く、月1~4回着る方が、全体の6割を占めた。
傾向として、週1回着る方の多くは、「着付けの稽古」、「お茶の稽古」、「踊りの稽古」など、お稽古ごとに行っている方が多かった。着る機会が多くなれば、新しい商品への需要も増える。

◆コロナの影響
アンケートのコメントでは、「コロナでの自粛要請が続き、着物で出かけることがなくなった」、「周りの目も気になるので、着物で外出することにためらいがある」という意見も聞かれた。「コロナ前は、週に2~3回着物を着て外出していたが、ほとんど着物を着る機会がなくなってしまった。早く元に戻ってほしい」という意見もある。
着物が好きな方も、コロナの影響で着物を着にくくなっている。こうした状況の中、着物を着て出かけられるイベントなどのきっかけ作りは、重要性を増している。コロナへの配慮は必要であるが、コンパクトな企画を定期的に開催すれば、着物を着て出かけたい方の要望に応えることになり、お客様にも喜んでいただけると感じる。

◆着物を着る方の意見やコメント
・生活にメリハリがつく、着ているときに楽しい・気持ちが上がる
・子供が成人してから、着物を着たいという気持ちが起こってきた
・半幅帯で気軽に着物を着たい
・休みの日は必ず着ている
・お稽古事(着付け・茶道・踊り・唄など)には必ず着ていく
・楽に着て楽しんでいる
・着方を忘れないようにおうち着物を楽しむ・自宅でYouTubeを見て練習する
・北海道だと夏場の着物が苦にならないので、夏に着物を着る頻度が増える
・休みの日はできるだけ着物。着るとテンションがあがる
・着物を着て季節を感じたり、季節を楽しむようになった。日本文化の醍醐味
・Zoomなどのミーティングでも、着物を楽しむ。
・スーパーなどにも着物を着ていく
・行事など式典ごとで着物を楽しむ
・洋服を着ると肩こりがひどいので、毎日着物を着るようになった
・中華料理店や日本料理店で働いていて、仕事中もほとんど着物を着ている

◆コロナの影響を語る方の意見
・コロナのせいで、着用頻度が減った。
・コロナ禍で、周りの目が気になり、着物ででかける自信がない
・子供が生まれてから着用機会が減った
・コロナになってから、着用機会は減り、1年で1回になった
・コロナで着る機会が減り、テンションが下がる。早く着物が着られるように戻ってほしい
・コロナ前は年3~4回。コロナ禍で0になった。
・コロナの影響で、稽古事(茶道・着付けなど)も中止になった
・最近着物を着る機会が減ったので、ストレスを感じる。

着物を定期的に着ていた方も、コロナの影響で、その習慣が失われてしまう可能性もある。せっかく着物を楽しんでくださっている方が、着物を着なくなってしまうことは、非常に問題がある。こうした方をフォローできるような企画や、気遣いが大切になってくる。

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