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ファーストステージ近藤社長インタビュー

お客様と社員の夢の実現のため。
株式会社ファーストステージ(京ろまんグループ)
取締役社長 近藤陽子 氏

 今年、京ろまんグループの第1号の創社(分社による新会社設立)として、(株)ファーストステージを立ち上げ、社長に就任した近藤陽子氏。事業部から会社に変わったことで、社員の責任感や意識も大きく向上したという。「今年は新会社としての初年度であり、グループから創社した使命を果たすためにも、今まで以上にしっかりした結果を出したい。」「そして、ゆくゆくは、(株)ファーストステージからも新しい創社を実現できる人材を輩出したい。」と決意を語る近藤社長にお話を伺った。

ファーストステージ

◆「創社」は皆の夢の実現のため。
 「これまで、(株)京ろまんのアニバーサリー事業部として事業運営をしてきましたが、2年ほど前から創社のプランを練っていました。これまでも事業部として一定の独自性や自由度はありましたが、『新会社として独立する』となると、全く新しいステージに進むことになります。創社前には社員達と「どんな会社を作りたいか?」、「どんなブランドを作りたいか?」と何度も話し合いました。」
「社員によって話す内容も異なっていました。事業部の幹部や店長は『いかに社員が働きやすい環境を作るか』について興味を持って語り、中堅層では『自分の成長のための課題は何か。どうしていけばいいか』を語りました。」

ファーストステージ1号店から、この事業を立ち上げ牽引してきた近藤社長は、皆と話し合い、夢を共有していく中で、100名近くに成長したこのチームの将来の為に、新会社として創社することを最終決断した、と言う。

 「創社前に多くの社員と未来に向かって語り合ったことで、社員の意思を統一することにも繋がりました。その結果、創社後は、みなでまとまっていいスタートが切ることが出来ました。」「創社後は社員達の意識も変わってきました。事業部のエリア長が新会社では部長となり、店長達も次の役職が見えやすい状態になってきます。そういう変化で従業員のモチベーションも高まり、今まで以上に自分達自身で売上を安定させ、仲間を育て、組織を成長させる、という意識が強くなってきているように感じます。」と近藤社長は語る。

◆ファーストステージが持つ振袖への想い
 「最近では、ママ振の需要が増えています。ママ振を検討されているお客様には帯を提案しているのですが、今年はオリジナル袋帯「結(YUI)」を開発しました。ブランド名にはご両親とお嬢様を結ぶ、という願いが含まれています。おかげさまで大変好評で多くのお客様にご購入頂きました。ご提案の際には、単に柄やコーディネイトの提案だけではなく、『帯を持つ事の意味』や『振袖を持つ事の意味』もお伝えすることを徹底しています。
商品の良さをきちんと提案し、お客様にご納得頂いてご購入頂くことが、お取引先様やメーカー様への恩返しにもなると考えております。
商品の良さをきちんと伝えるためには社員の知識向上が大切ですので、様々な勉強会にも力を入れて取り組んでいます。」と近藤社長は語る。

◆今期の目標
 「今期は創社1年目です。同じ想いを持ったエンゲージメントの高いスタッフが個人の能力や可能性を最大限発揮し成長できる会社にしたいと思います。
 またしっかりとした結果を出す事で、創社を成功させ、京ろまんグループの成功例になることが使命だと思っています。時流の変化を恐れずに常に対応し、チャレンジ精神で行動し、ファーストステージの中から、また新しい創社できる人材を育成していきたいと考えています。」と近藤社長は語る。

 フォトスタジオ事業で大きく成長するファーストステージ。京ろまんグループとファーストステージのますますの飛躍が期待される。問い合わせは下記より。

株式会社ファーストステージ
本部:奈良県奈良市油阪地方町6-4京ろまんビル4階
TEL:0742-95-7200

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