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浴衣の熱中症対策:浴衣デートでも汗をかかない快適なグッズ

浴衣は着物よりも涼しいですが、日中気温が30℃以上の時はやはり暑いです。浴衣デート、浴衣でのお祭り、夏場の着物を快適に過ごすための暑さ対策グッズを紹介します。

個人差はありますが、特に汗かきの人は気になります。せっかくの浴衣デートでも、汗だらだらでは、風情もありません。筆者(男)は、非常に汗かきで、30℃を超えると浴衣でもかなり汗をかきます。

女性は、インナーや下着を男性より多く着なければなりませんので、より暑く感じるかもしれません。ちなみに9月でも、日中気温が35℃を超える日が増えており、京都などでは、9月でも35度を超える日があります。30℃を超えれば真夏日であり、35度を超えれば猛暑日ですので、9月でも完全に夏ですね。私は暑ければ、9月でも10月でも浴衣を着ます。暑いからです。それ以上でもそれ以下でもありません。

浴衣を着る時期などは、月ではなく、気温で考えた方が合理的です。ですので、30℃を超えれば、浴衣の方が着やすいので、5月、9月、10月などと月を気にせず気温で浴衣を着る事が、常識になりつつあります。暑いときは無理をせず浴衣を着てください。熱中症になって、病院に救急車で運ばれてはそれこそ問題です。

<浴衣デートでも快適に過ごすための小物グッズ>

浴衣でも暑い日を汗を防いで快適に過ごす方法をご紹介します。また女性で汗をかきやすい方は、浴衣用の下着(素材は綿や麻が涼しいです)を着る事をお勧めします。というのも、素肌に直接浴衣を着ると、汗で浴衣が体にべったり張り付いてしまいます。べたべた浴衣が体に張り付くと、見栄えが悪いです。

また、下で紹介する小物を直接肌につけると冷たすぎたり、おなかを壊したりする可能性もあります。肌着の上にこっそりつけておくと肌を痛める事もなく快適に過ごせるのでお勧めです。

浴衣が暑い時の対策グッズ
浴衣が暑い時の対策グッズ

①熱さまシート(冷えピタ)

両脇下、おなかや背中に貼っておくとかなり涼しく一日を快適に過ごすことができます。肌に直接貼るのではなく、下着に貼っておくことをお勧めします。もし、肌に違和感や痛みを感じた時は外すようにしましょう。

②布地にかけるひんやりミスト

これをかけるだけで体感温度が全然違います。せっかく浴衣を着たのに、汗だらだらでは、ちょっとカッコ悪いですので、お試しください。ただ、肌に違和感や痛みを感じた場合は使用を中止してください。

③小型扇風機

最近流行っており、持っている方も増えてきていますね。企業も積極的に展開しています。もし、持っていれば、暑い人も多いでしょうから、会話も弾むかもしれません。

④ダイソーの結露しない保冷剤

あまり大きいと、ごちゃごちゃしますので、小さめのサイズが、周りにも目立たずお勧めです。水滴がつきにくい結露しない保冷剤がお勧めです。また濡れティッシュなどでくるんでおくと、水滴が浴衣や下着につかないのでお勧めです。帯下、浴衣や肌着の間に入れておくと、冷たすぎず、周りにも気づかれずに快適です。肌が痛くなったりした場合はすぐに外して下さい。

⑤扇子

扇子は、浴衣にもばっちり合う素敵な夏の風物詩です。ゆっくり優雅にあおぎましょう。

⑥ペットボトル

これは、どこでもすぐに手に入る便利なグッズです。冷たい飲み物を首に当てるだけで、かなり涼しくなり汗を防ぐことが出来ます。首筋に当てると色っぽい効果もあります。

せっかく浴衣を楽しむのですから、快適に涼しく楽しんで頂ければ幸いです。(お写真は、着物を楽しんでいらっしゃる、みさまる@着物 様にご協力賜り、許可を得て掲載しております)

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