たちばながEC強化の為、WEBショップ「着物レンタル365」を分社化
着物販売・レンタルのたちばな・あかしろき・GINZA和貴、フォトスタジオシャレニ―などの専門店を37店舗展開している、着物ライフ総合小売サービス企業の株式会社たちばな(本社:長野県長野市/代表取締役:松本亮治)は、2018年7月2日(月)より、同社のウェブきものレンタルショップ「着物レンタル365」を運営するWEB事業部を分社化し、EC事業をさらに強化する事を発表した。
1、着物レンタル365とは:年間25,000件のレンタル注文を受ける人気レンタル着物サイト
株式会社たちばなは、2010年より礼装きものレンタルを本格的に開始。
2013年より振袖、留袖などの礼装一式をフルセットレンタルできるウェブショップ「着物レンタル365」を開店し、長野県内にとどまらず、全国の着物ファンが気軽に着物を楽しめる環境創りに努めてきた。
着物レンタル365は
・「専門店ならではの品質と豊富な品揃えとサイズ展開」
・「安心のフルセットレンタル」
・「往復送料無料」
・「クリーニング不要」
・「着用予定日を指定した検索が可能」
・「満足度保証返品制度」
を武器に全国の顧客から年間25,000件のレンタル注文に対応している。
「この件数も95%を超える顧客満足度もおそらく日本一ではないか(松本亮治社長)」という人気ぶりで、株式会社たちばなの年間売上58億円のうち、「着物レンタル365」で約1割を売り上げている。
2、新会社設立・新サービス開始
分社後の社名は「きもの365株式会社」とし、WEB事業部 上迫圭司部長が代表取締役社長に就任。
着物のレンタルだけでなく、販売にも力を入れていく予定。
9月を目標に、WEBショップのモール化を予定しており、「きものライフをサポートするトータルサービスWEBショップ」を目指す。
「現在5億円の売り上げを数年で10億円に成長させ、10年後には実店舗と同規模まで成長させたい」と松本社長は語る。
◆きもの365 株式会社
<株式会社たちばな 会社設立40周年を迎える年、50周年へ向けての新ビジョン>
株式会社たちばなは、2018年7月よりスタートする「会社設立40周年」を期に「50周年に向けての新たな10年のビジョン」を設定し事業展開を進めていく。
・50周年の売り上げ目標150億円
・関東・中部エリアへの出店強化、新商材・新業態開発、新規事業5部門を創設、などのビジョンを掲げている。
現在改装工事中の本社ビル(長野市鶴賀緑町)たちばな本店とシャレニ―長野店は、7月中旬にリニューアル工事が完了予定で「お客様にもっと気軽にご来店いただける店づくりを目指しています」と松本社長は語った。
着物業界においても、ウェブ事業、SNSなどの情報発信、販売は、今後大きな伸びしろを持つ有力な市場となる。各社の新しいサービス展開が市場を活性化させてくれるであろう。
また、きもの365では、着物のプラットフォームとして、着物レンタルに参加する企業を幅広く募集している。初期費用5万円~(ページ作成費)から参加できるため、初期費用を大幅に抑えて、ネットレンタルに参画できると好評のようだ。詳細は下記。
きもの365がプラットフォームとして着物レンタル参加企業を募集
その他の記事