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ステータスマーケティング9月号(特集:浴衣と振袖市場規模)


着物業界の今を伝える「ステータスマーケティング9月号」を発刊。表紙は、「龍村美術織物」。

4
特別企画「株式会社 龍村美術織物」
「龍村美術織物公式オンラインショップで『たつむら』の帯が好調」
6
「斐成会 9月2~3日に京都ホテルオークラにて開催」
8
「新社屋にてショールームを刷新」
10
データ特集
ゆかたレポート2019
「ゆかたレポート」
「ネットによるゆかた販売」
「今年のゆかた・カラー傾向」
18
「地区別振袖市場規模」
北海道・東北・甲信越地区

データ特集では、地区別の振袖市場規模(推定)を掲載。9月号では、北海道・東北・甲信越地区の主要市別の振袖市場規模を掲載。

<振袖市況概論>

18歳成人の問題があるが、おおよそ20歳での成人式の開催を表明する市町村も増加傾向にあり、「18歳成人式」の時期に関しては、やや楽観視できる事が予想される。ただし、全体としては、振袖のレンタル需要、ママ振り需要が増加傾向にあり、物販は苦戦。平均単価も下落傾向にある。また少子化による母数の減少は避けられない。成人式に参加しない新成人へのサービスに力を入れる所もある。DM以外のウェブ対策、SNSの活用に力を入れる企業も増加。

またデータ特集の浴衣では、今年度のネット販売での平均価格帯や、今年の浴衣市場の動向を掲載。

<2019年浴衣市況概論>

今年は7月まで気温が上がらず、全体の浴衣市況は苦戦。7月までの市況は例年の70%か。8月に気温が持ち直し、客足も増えたが全体としては厳しい数値が予想される。また浴衣においてもレンタルが増加。手ぶらで訪れ、綺麗に着付けてくれるレンタルショップの利用が増加傾向にある。特に主要消費地である関東圏には、レンタルショップも充実しており、浴衣のレンタル需要も増加。また値ごろな浴衣と相性の良いネット通販も競争が激しくなり、ネット通販(EC)全体もやや苦戦が見られた。特にエンドユーザーが、EC販売に慣れてきて、実際に着ていくお祭りなどのイベント直前に購入を決めるなど、早めの受注が読めなくなっている。

その他の記事

斐成会(あやなすかい)2019年9月2~3日に京都ホテルオークラにて開催