和洋折衷コーデも：着物・十二単実演ショーを開催。京都きもの学院京都本校
きものと十二単の専門校である京都きもの学院京都本校（京都市中京区：峰村有紀学院長）は、11月27日観峰館（滋賀県東近江市五個荘）にて、衣文化体験・学ぶ楽しむ一日となる「きもの着付けレッスン」、「きもの・十二単実演ショー」を開催。和洋折衷コーデも披露された。峰村学院長は「着物は長い歴史の中で大きく変化してきました。本来着物は着るものですから自由に楽しんで頂ければ幸いです。」と語る。
「今回、公益財団法人 日本習字教育財団 観峰館様のご厚意により、こうしたステージを組んだショーを開催させて頂くことができました。」と司会の小林先生は語る。展示室には1913年ごろのフォード・モデルTなどのアンティーク車が展示されるなど様々な作品が展示されている。
◆十二単実演ショー
袴のショーや振袖、留袖の着付け、着物舞が披露される中、十二単の着付けショーが披露された。「衣紋道（えもんどう）は、茶道・華道と同じように、宮廷の装束を美しく着るための900年以上続く道（技法）です。着付けをする衣紋者は2人で着付けを行います。」と解説の峰村学院長は語る。
また着物の重さはおおよそ1㎏。十二単は12枚着物を着る、という意味ではなく「十分に」（じゅうぶんに）着るという意味であったという。仮に12枚着るとおおよそ12㎏。ただ、高貴な方は座って過ごすことが多いため、あまり負担は感じなかったとの事。
様々な活動を行う京都きもの学院京都本校。問い合わせは下記より。
本校：京都市中京区釜座通三条上ル突抜町807
その他の記事
大正アンティーク着物が流行る？鬼滅の刃ブームとアニメの影響力
3分でできる帯結びとアレンジ3種類①：京都きもの学院京都本校