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おお又株式会社経営計画発表会 代表取締役社長に小寺氏、代表取締役副社長に石井氏が就任

第56期おお又株式会社経営計画発表会

代表取締役社長に小寺氏、代表取締役副社長に石井氏が就任
おお又

大阪の呉服店 おお又株式会社は、4月7日、ホテル・アゴーラ大阪守口(大阪府守口市)にて「第56期おお又株式会社経営計画発表会」を開催した。大又義弘氏が取締役会長に就任。代表取締役社長には、小寺啓之氏。代表取締役副社長には石井敏幸氏の就任が発表された。2021年(55期)の売上は、3.84億円(前年対比99.7%)。売上高はほぼ横ばいであるが、買い上げ客はプラスに転じるなど、これからの飛躍が期待される。

おお又小寺社長

小寺社長

代表取締役社長に小寺氏、代表取締役副社長に石井氏が就任
大又会長は「つつがなく社長業を全うできた事を、心より感謝申し上げます。この度、おお又を小寺啓之、石井敏幸の2名にバトンタッチさせて頂きました。この難局をぜひ乗り切っていただきたい。お取引先の皆様には、私以上のご指導・ご鞭撻のほどを何とぞよろしくお願い申し上げます。」と挨拶。
小寺社長と石井副社長より、感謝状と花束が贈呈された。
小寺社長は「社長に就任し、身の引き締まる思いです。大又会長にたくされた事業継承。大又会長の『社員に受け継いでほしい。』という想いが込められています。おお又はお客様、お取引先様、社員の会社です。創業80周年を迎え、次なる100周年を皆様と迎えたいと考えております。
大又会長の決断で、おお又の未来は社員に託されました。全員が一丸となって、小さな一つの行動の変化は未来を変えると信じ社業に邁進してまいりましょう。」と挨拶。
挨拶の後には、売上表彰、予算達成賞、店長賞などが発表され、素晴らしい成績を残した社員の方が表彰された。

おお又経営計画発表会

第56期経営計画発表:商売とは儲ける事が大事なのではない。儲け続けることが大事。それが社会に貢献するということです。
「中期3カ年計画を立てました。この2年間、コロナで厳しい状況下にありました。少しずつですが、緩和の兆しも見え始め、なによりもお客様の構築が重要となってきます。55期の売上は、おおよそ横ばいでしたが、お買い上げくださったお客様は増加しています。こうしたお客様を大切にしながら、3年後には5億円の売上を目指します。
そして大切なことは理念経営です。おお又の理念が全てです。十分に皆様に理解していただきたい。おお又の理念は、1,おお又は常にお客様満足に徹します 1,おお又は常に社員を幸せにします 1,おお又は常に積極果敢と和の精神で伸び続け社会に貢献します。
そしておお又の経営哲学は ・嘘をつかない・不正をしない・隠し事をしない です。また素晴らしいだけでは足りません。群を抜いて素晴らしい会社、『エクセレントカンパニー』を目指す必要があります。56期の重点実施項目ですが、商売とは儲ける事が大事なのではない。儲け続けることが大事。それが社会に貢献するという事です。私達は呉服屋の社員としての誇りと使命のもと、お客様に喜んで頂く事を最優先に考え、きもの文化を伝えるべき会社運営をしていきます。またECを活用した運営にも力を入れ、1,ホームページの充実、2,SNSによる情報発信の強化(LINE・インスタなど) 3,オンラインショップの立ち上げなどにも取り組んでまいります。」と小寺社長は語った。

懇親会では、反物をいかに早く美しく巻くことができるかを競う巻王が開催され、小寺社長が優勝を収めるなど、様々な交流が図られる懇親会となった。

新体制となったおお又。今後の一層の飛躍が期待される。

おお又株式会社
本社:大阪府大阪市旭区今市1丁目5-15
TEL:06-6955-2200