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第三回反物選手権巻王開催!最速タイムは30秒を更新!

「この和装業界の中で誰が一番、絹織物の反物を早く美しく巻けるのか?人類No.1を決めよう」という発想から生まれた「反物巻選手権巻王」。第3回大会が、3月14日、京都の丸池藤井ビル3階特設会場(京都市中京区)にて開催されました。(主催:きものステーション・京都 田上智一委員長)。また今年から3人一組の「巻王団体戦 巻王阿修羅」も開催されました。

巻王は幅約38㎝、長さ約13mある反物をどれだけ美しく早く巻けるかを決める大会。今年からは巻き終わった後に幅が40㎝以上を超えると失格という「美しさ」をより重視したルールが採用されました。また今回から、東京織物卸商業組合(上達功会長)で開催された「巻王 THE EAST 東京大会」で優勝、準優勝したメンバーも参戦。初の東西を含んだ選手権となりました。

今回の大会では、世界レコードが更新されました。更新したのは、田上株式会社の三好健史氏。30秒を大きく上回る29.06秒という記録を達成しました。

今回の決勝戦は、最速レコードを叩き出した三好氏と第2回巻王王者である平山正記氏(松村株式会社)。決勝戦らしい接戦となったが、31.87秒というタイムを出した三好健史氏(田上株式会社)が、第三回巻王を獲得しました。

団体戦の「巻王阿修羅」で優勝したのは、「伊と幸ローリングサンダース」(株式会社伊と幸)。タイムは2分4秒28となりました。

三好選手

2位平山選手

3位飛田選手

巻王阿修羅伊と幸ローリングサンダース

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