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斐成会 9月4~5日にフォーシーズンズホテル京都にて開催

斐成会(あやなすかい) 9月4~5日にフォーシーズンズホテル京都にて開催
―エンドユーザー、小売店、問屋、分け隔てなく来場可能―

 ㈱龍村美術織物(龍村旻社長)が、毎年春と秋に開催する「斐成会(あやなすかい)」。今年の秋の斐成会は、9月4~5日、フォーシーズンズホテル京都(京都市東山区:最寄り駅 京阪本線七条駅)にて開催される。写真も自由に撮影、公開可能。

 2016年秋に誕生したばかりの「フォーシーズンズホテル京都」。最大の特徴は、約800年続く名庭「積翠園」が敷地内にあること。絶景に囲まれたフォーシーズンズホテル京都にて龍村美術織物の秋の斐成会が開催される。昨年はザ・リッツカールトン京都にて開催されており(写真は昨年撮影されたもの)、今年は龍村美術織物の作品とフォーシーズンズホテル京都の趣ある調和が、来場者を魅了する。今年の斐成会は、龍村美術織物と一緒に江戸友禅の大羊居、豊田紬の秋場、白生地の伊と幸が一緒に展開。龍村の帯とのコーディネートを楽しむことができる。

◆どなたでもご自由に
 斐成会の大きな特徴として、最終消費者、小売店、問屋などのジャンルをまたいで、だれでも気軽に訪れることができる点である。もちろん小売店がお客様を連れて来場することも可能。龍村美術織物も当日の来場を歓迎する。
 「どなたでもご自由にご参加いただけます。ぜひ、龍村の作品をご覧いただきたいと思います。ウェブのお客様やファンの皆様が、東京や地方からも来てくださいます。また最近では海外のお客様も増えており、ホテルに宿泊されているお客様ものぞきに来てくださることもうれしいですね」と武村常務は語る。
 当日には、お客様が来場し、着物を当てて帯合わせを楽しんだりするなど、自由な雰囲気の展示会であるという。
 「展示会のあり方も変わってきています。より多くのお客様、そして普段は龍村の帯を見ることができないお客様にも、見て頂く場を提供してまいります。どなた様でも、お時間ございましたら是非お立ち寄り下さい。新作を取り揃えてお待ちしております。また写真も自由に撮影していただけます。私共の作品を気に入っていただき、写真を撮ってもらって、ネットやSNSで紹介していただけることも大変光栄なことです」と武村常務は語る。

◆伝統工芸士の資格試験に昨年は6名受験して6名合格
 昨年は龍村美術織物の職人が、伝統工芸士の資格を得るため受験して、6名中6名が合格。40代~60代全員が合格したという。また最高齢の職人は83歳。難しい帯は、最年長の方にやってもらっているという。
 「時代も変わり、昔は『見て盗め』と言われていましたが、もう時代には合わなくなっています。先輩が伝え、教えることで自己研鑽を積んでもらっています。幸いにも昨年は全員が合格してくれました。人を育ててきて、その成果がやっと実を結びました。やはり技術を継承していくことが、なによりも大切なことです」と、武村常務は技術の継承の重要性を語ってくれた。
 名作、逸品に触れる機会を提供する龍村美術織物。質問やお問い合わせは下記まで。

株式会社龍村美術織物
本社:京都市中京区柳馬場通御池下ル柳八幡町65番地 京都朝日ビル2階
TEL:075-211-5002 FAX:075-211-5305
公式サイト:https://www.tatsumura.co.jp/index.html
公式オンラインショップ:https://www.tatsumura.co.jp/shop-jp/

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