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ファッションカンタータ開催:黒木メイサ、大黒摩季、御秒奈々出演

ファッションカンタータフロムキョウトが、6月9日に京都劇場(京都市下京区)にて開催された。テーマはROCK。6月9日はロックの日でもある(主催:ファッションカンタータ開催委員会、京都商工会議所)。

ファッションカンタータが開催された。出演は、黒木メイサ、大黒摩季、御秒奈々、太田莉菜。テーマが音楽ジャンルであるロックになったことは、初めての試み。毎年人気となるファッションカンタータは、応募者(一般公募)の中から、抽選によって無料招待されます(倍率:およそ5倍程度)。講演は全4回+1回(プレス+関係者向けショー)にわたって行われ(各ショーの定員800名)、総勢3,000名がパワフルなファッションカンタータを楽しみました!

記者会見にて、ファッションカンタータ開催委員会の吉田会長は

「平成4年に開催委員会が始まって以来、今年で26回目を迎える事ができました。今年も1万人以上の方々に応募を頂き、多くの方に支えていただいている事に感謝いたします。これも一重に国内外のメディア様のご支援、及び多くの支援者の皆さま、また快く会場を提供くださった京都劇場様に感謝いたします」と挨拶。

続いて演出を行った石橋義正氏は

「今回のテーマは『ROCK』であり、時代ごとの曲をピックアップしました。日本文化のパワーや可能性を表現できていれば」とあいさつ。

黒木メイサさんは「初めての着物のモデルで緊張しましたが、お客様に楽しんでもらいたい」と語ってくれました。

大黒摩季さんは「着物は、七五三、成人式、結婚式と3回しか着た事がなく、今回が4回目になります。今回のテーマはロックですが、ロックの根本にあるのは、反発と反抗だと思います。こうした基本を歌で表現し、お客様に楽しんでもらいたいと思います」とあいさつ。

御秒奈々さんは「和田全央さんのお着物を着させてもらいましたが、きらきらとしたお召しものに心を奪われ、わくわくドキドキさせてもらいました」と語ってくれた。

音楽を演出した沖野修也さんは

「ファッションカンタータで初めて音楽がテーマになりました。私の本業はジャズなのですが、和装とロックを上手くアレンジ出来ているかお客様にドキドキしながら楽しんでいただきたい」と語ってくれました。

今回は、カメルーン出身のSerge Mouangue氏の作品も出展。西アフリカと着物のコラボも大いに観客の目を惹きつけた。

出展作品
・和装:カンタータ和装部会 (合計26点)
青野保夫(ろうけつ染)
大久保玄才(玄才友禅)
斉藤上太郎(手挿し友禅)
Serge Mouangue セルジュ・ムアング(小田章)/WAFRICA
和田全央(金彩友禅)

・洋装:LIMI feu/山本里美 (合計20点)

演出:石橋義正

出演:黒木メイサ(ゲストモデル)、大黒摩季(ゲスト)、御秒奈々(モデル)、太田莉菜(モデル)

演奏:岡田真帆・青木桃子・むらたたむ(ドラム)

音楽:沖野修也

事業主催者
主催:ファッションカンタータ開催委員会、京都商工会議所
共催:京都府、京都市
後援:近畿経済産業局
制作協力:株式会社毎日放送
ヘア&メイク協力:株式会社資生堂
提供:
西日本旅客鉄道株式会社
京都駅ビルグループ


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