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「変わりたい」という意識の重要性:大幸インターナショナル

美・健康・環境をテーマに掲げる大幸インターナショナル。30周年を迎えた株式会社大幸インターナショナル(松﨑祐二社長)は、4月4日、第30期経営計画発表会を椿山荘(東京都文京区)にて開催した。29期は売上高27億円と前年対比125%と大きな成長を遂げた。また30期は30億円を目標に掲げた。

29期の実績発表が瀬戸口常務から、増収増益である事が発表された。
戸澤会長は「仕事である以上、様々な辛いこと、厳しいことがあるかと思います。ただ、我々は家族です。皆に少しでも誇れる会社にしていきたいと考えていますし、またみんなで誇れる会社を作り上げていきましょう。そのためにも、今体力をつけて前に進みましょう。30期30億は大きな目標ですが、一つの通過点としており、社員全員で飛躍してまいりましょう」と挨拶した。

意識改革:新規改革・大小のチャレンジ・「変わりたい」という意識の重要性

経営方針発表で、松﨑社長は「30期に向けての意識改革、3S,3K 30億を目指す」とした。
(※3S:スピード、シンプル、新規改革、3K:共有、協力、コミュニケーション)

「10年後グループ売上を50億円にするには、成長戦略が必要です。そのためには、新規事業が必要です。特に今後、海外戦略、ウェブ事業、新規グループ会社の取組なども重要になってきます。また新規改革を行い、様々な大小のチャレンジを繰り返していかなくてはなりません。そうする事で会社全体、そして社員全員がレベルアップしていく事が必要です。みんなのレベルがアップしているから、29期の増収増益が果たせたのだと考えています。新卒の社員や新しい社員を採用する事で、社内を活性化し、新規顧客を獲得できなければ成長する事ができません。そしてなにより全員が自らの意識改革を行ってください」と松﨑社長は語る。

・失敗を外部に求めず検証すること
・新規改革、新規顧客の獲得の為に何を果たすべきか考える事
・健康な社員こそが、収益の高い会社を作る

自分が変われば周り(環境)も変わる:自分の意識を変える

「幅広い意味で、一人一人が意識改革を行うようにしてください。意識を改革する事で、個人の能力・結果も変わってきます。意識改革をする際に何よりも必要なものは『変わりたい』という意識です。自分が変われば周りも変わる、という事を念頭において自分の意識を変えてください。『変わりたくない』と考えている人は変われません」と松﨑社長は語った。
続いて各営業部から、30期に向けての経営計画発表が行われた。
様々な計画が発表されたが
・「件数より中身の重視」・「新規獲得・異業種の獲得」・「新規事業(海外・ウェブ戦略)」・「検索されるブランド構築」・「催事制度を上げる」・「変化に対応する組織」・「新商品・新企画」など様々な施策が発表された。

第2部からは懇親会が行われた。懇親会では、新入社員の紹介および様々な表彰者が表彰を受けた。
1、年間予算達成部門表彰、2、個人予算達成者、3、個人一億円プレーヤー、4、サンキューレター賞、5、ネーミング賞、6、年間最優秀部門表彰、7、永年勤続社員表彰、8、会長賞・社長賞・特別賞などが授与された。30名以上が表彰される素晴らしい催しとなった。

株式会社大幸インターナショナル
本社:東京都台東区元浅草1-1-1
TEL:03-5806-5811

http://www.kk-daiko.co.jp/



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