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啓明商事「会長・社長就任記念パーティー&新社長就任展」開催

啓明商事(株)野瀬守弘社長は、2017年3月1日付けで代表取締役社長に就任。野瀬兼治郎氏は代表取締役会長に就任した。そしてお披露目会として10月2日に、京都ホテルオークラ(京都市中京区)にて、就任記念パーティーが開催され、2~4日には、啓明商事本社「明星軒」にて新社長就任展が開催された。

野瀬会長は挨拶にて
「当社は今年123年目を迎えます。私は昭和64年に社長に就任して29年、『継続』という言葉を大切にしてまいりました。もちろん昔とは、扱っている商品、お客様、商いの形態も大きく変わってまいりました。時代への対応、時代への適応力が求められていることは間違いございません。ただ、この着物業界、京都にはバランスシートには載っていない大きな財産がございます。それは、歴史・文化・信用であります。伝統とは変革の繰り返しです。革新が革新を生み出す。こうした染織の技術、文化をこれからも継続してまいりたいと思います」と挨拶。

野瀬社長は
「この着物業界は魅力に溢れる業界です。四季・自然・文化を重んじるものが着物ではないでしょうか。自然、継続という言葉を考えますと、私が4代目を継承することも自然です。私は着物のプロになるしかございません。着物の事を相談したい、とお客様が思われた際に、着物を知っている人に相談したくなるのは当然です。私はお客様に着物の事を真っ先に私に相談したい、と思っていただけるような人間になるために今後とも精進してまいる所存です」と挨拶した。
来賓の祝辞として、京都銀行の土井伸宏頭取は「兼治郎会長は、京都織商の会長として、また京都商工会議所の副会頭として、京都経済、着物業界に多大な貢献をなさっています。野瀬会長、野瀬社長、そして啓明商事の皆様がこれからも着物業界、京都経済の為に、貢献なさってくださることを確信しております」と挨拶。
日本きもの連盟の奥山会長理事は「野瀬会長、野瀬社長、誠におめでとうございます。ユネスコの問題や、成人式の問題など様々な課題を政府関係者の方と話し合っておりますが、商いの基本は、屏風に似ているとも言われます。広げすぎると倒れるが、閉じすぎても倒れるといわれています。時代の環境に合わせながら、共に着物業界に貢献してまいりたいと思います」と挨拶した。多くの来賓が新社長の就任を祝い、会場は大いに盛り上がった。

新社長就任展では、啓明商事らしい逸品物の数々が展示された。啓明商事のこれからの飛躍が期待される。

啓明商事

啓明商事株式会社
住所:京都市下京区仏光寺通烏丸西入釘隠町249番地
TEL:075-361-8251
FAX:075-341-6093

http://www.keimei-shoji.com/contents/


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