3月3日きもので祝う女性の日
3月3日が「きもので祝う女性の日」に記念日登録されました。一般社団法人日本きもの連盟（奥山功会長、門谷晴雄実行委員長）が3月3日を「きもので祝う女性の日」に記念日登録。
３月３日にANAクラウンプラザホテル京都にて記者発表が行われた。「きもので祝う女性の日」が登録された記念のお祝いレセプションパーティーは、5月7日（土）ANAクラウンプラザホテル京都（京都市中京区）で開催予定。
奥山会長は
「３月３日は、女の子の健やかな成長と健康を願う桃の節句でございます。この古くから続く行事にちなみ、『きもので祝う女性の日』とさせて頂きました。もちろん、男性の方も着物を楽しんで頂けましたら幸いです。」と語った。
本来は、３月３日にANAクラウンプラザホテル京都にてレセプションパーティーも行われる予定であったが、コロナ禍の状況の為、５月７日にレセプションパーティーが行われることとなった。
会場計画及び企画
・3月3日 世界遺産 二条城（京都市中京区）場内にて集合・自由散策
対象：一般きもの愛好家及び小売店顧客様など
時間：10時～15時
特典
１， 着物着用の方 入場無料
２， ミス着物と写真撮影会
・5月7日（土）ANAクラウンプラザホテル京都にて
記念日登録記念 レセプションパーティー
対象：小売店顧客様及び関係者
時間：12～15時
歌手で女優の平原綾香さんを「一般社団法人日本きもの連盟 きもの大使」に任命する任命式を行う予定。
・3月3日以降全国の呉服小売店にて
「3月3日 きもので祝う女性の日」記念日登録記念
展示会・催事を順次開催していただく予定。
◆記念日登録の意義
・きものを着る
新型コロナウイルス感染症が着物業界にも大きな影響を与えた。小売店は展示会の中止や成人式の縮小・延期を余儀なくされ、各種パーティーや式典、イベントなど、着物を着る機会も大幅に減った。当然のことながら、産地メーカーや問屋にも打撃を与えている。
そのような中、「3月3日 きもので祝う女性の日」の記念日登録は、コロナを乗り越えた先の着物業界復活のための新事業である。また、コロナによる自粛で着物を着る機会が減ってしまった消費者の方にも楽しんで頂くためのものであることは論を待たない。
として、各小売店などにおいては催し、イベントを開催しており加えて「3月3日 きもので祝う女性の日」（3～8日 春のきものウィーク）をきもの文化の啓蒙を図る日とする。
この記念日を小売店統一イベントとして全国で開催し、着物を着る機会作りのための催しや展示会を開催し、着物業界の復興・回復を図る。
転換期ともなるこの時代において、この記念日を共有する事で全国の小売店、全国の着物ファンに楽しんで頂くことで、一体感を持ち、和装業界の業績向上を目指す。
・きもの産地を守る
新型コロナで激しいダメージを受けているのが、発注が止まったままの京都をはじめ、全国の生産産地である。
着物小売店は商品が揃わないと店頭販売はもちろん、展示会で商品を揃える事も困難になり、売上もダウンし、ひいては産地にまで影響を及ぼす。
◆「きもの文化をユネスコ無形文化遺産登録に！」登録実現に向けて
コロナ禍で、和装（きもの文化）のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みにおいても、業界関係者や一般消費者の関心も希薄になっている。3月3日きもので祝う女性の日（春のきものウィーク）のイベントを実施する事により、全国着物小売店などで着物を着る機会を増やし、日本の伝統的衣装である「きもの文化」の啓蒙を図り、今一度この活動の推進をバックアップしていく。
日本きもの連盟(事務局長：北中 賢一氏)
事務局：京都市下京区高辻通烏丸東入る スピードビル２階
TEL＆FAX:075-351-1256
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