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ハクビ京都きもの学院の全株式をまるやまに譲渡する事を発表

2017年11月15日、株式会社ネクシィーズグループ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 近藤太香巳 証券コード:4346)は、2017年11月14日付「子会社株式の譲渡に伴う特別利益の計上に関するお知らせ(開示事項の経過)」にて公表された通り、株式会社ハクビ(ハクビ京都きもの学院)の全株式を株式会社まるやまへ、11月15日に譲渡(売却)した。(11月18日記事更新)

◆ネクシィーズグループが保有するハクビの株式譲渡完了に伴い、株式売却益としてネクシィーズグループ単体で約3億円、連結で約8.6億円の特別利益となる予定。

ハクビ(ハクビ京都きもの学院)の前期実績(2017年9月期)は、売上高20.65億円、セグメント利益9,100万円。ネクシィーズグループの連結業績予想は、ハクビの実績を除外しても、創業最高益を更新した前期実績と同様に好調に推移するものと見込んでいる、と発表した。


2017年9月13日、呉服小売大手の株式会社まるやまが、株式会社ネクシィーズグループの連結子会社である株式会社ハクビ(ハクビ京都きもの学院)の株式を収得、株式譲渡契約を締結することが決議された。株式譲渡日は2017年11月中旬の予定。『子会社株式の譲渡契約締結に関するお知らせ(開示条項の経過)』参照。(※9月21日記事更新)

1、譲渡価額、譲渡株式数

①譲渡価額:1,480百万円

②譲渡株式数:1,633,836株

2、日程

①基本合意書締結:2017年6月21日

②株式譲渡契約締結:2017年9月13日

③株式譲渡日:2017年11月中旬(予定)

(参照元)

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120170913472875.pdf


(2017年6月22日掲載記事)

6月21日、東証一部上場(4346)の株式会社ネクシィーズグループ(本店:東京都渋谷区)(近藤太香巳代表取締役)は、呉服小売大手の株式会社まるやま(東京都江戸川区)(柳生良隆代表取締役)との間で、ネクシィーズグループ連結子会社である株式会社ハクビ(ハクビ京都きもの学院)(東京都渋谷区)の全株式を譲渡するための基本合意書を締結した事を発表した。(連結子会社の株式譲渡に関する「基本合意書」締結のお知らせ)

ハクビは、創立47年の歴史を持ち、関東を中心に62教室を展開するハクビ総合学院を通じて、きもの着付け、くみひも、和紙ちぎり絵等の教室運営、呉服や和装小物等の販売を展開。

一方でネクシィーズグループは、LED照明・業務用冷蔵庫・空調・食器洗浄機などの最新設備を、設置工事費用を含めた初期投資オールゼロで顧客に導入できる「ネクシィーズ・ゼロ」など、より高い成長が見込める分野へと経営資源を集中させている。

このため、今回「文化教育事業」を展開するハクビの全株式を、株式会社まるやまに譲渡する事がネクシィーズグループ企業価値向上につながると判断して、今回の基本合意書を締結した。今後、資産の適正評価や査定等を経て、最終合意に向けて協議を進めていく予定。

なお、株式会社ハクビの経営成績は下記の通り。

平成26年9月期:2,239百万円

平成27年9月期:2,151百万円

平成28年9月期:2,093百万円

現段階では、譲渡に関して交渉中。譲渡金額を含む諸条件は確定次第、公表される予定。

https://www.nexyzgroup.jp/investor/mt-files/press_170621.pdf

今年に入って、着物業界では大きな再編、統合の流れが起こっている。


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