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着物市場規模に関する調査2017

2016年着物市場規模は前年度比99.6%の2,890億円。

着物市場規模に関する調査2017

※着物業界市場規模に関する調査2018年を新たに発表しました。ご興味ある方はご覧ください。

着物市場規模に関する調査2018年

【調査手法】
きものと宝飾社では、着物業界誌 月刊「ステータスマーケティング」(年10回発刊)による取材を通じ、次の調査手法において国内着物市場の調査を実施した。
・調査期間:2016年1月~2016年12月
・調査対象:着物関連メーカー、着物関連卸売業、着物関連小売業、その他イベント、セミナー
・調査方法:専門員の催事取材、インタビュー、SNSを通した市場調査、郵送アンケート及び文献調査
<着物市場とは> 本調査での着物市場規模は着物関連小売金額にて算出。
【調査結果要旨】
■2016年着物小売市場規模は、前年度比99.9%の2,890億円。
 2016年の着物小売市場規模は、前年比微減の2,890億円。弊誌「ステータスマーケティング」2017年1月号決算ランキング、及び弊誌「着物年鑑2016」を基準に推計。訪問着や留袖などのフォーマル品・正絹物が苦戦。高級品と低価格品との2極化が顕著。20~30万円と言われるボリュームゾーンが不振。またレンタル需要、振袖市場では、母親・親族から着物を借りる「ママ振」の比率が高まっている。

■気軽に楽しめる「着物レンタル」、正絹にこだわらない自由な着物への需要増
 観光客を中心としたレンタルショップが増加。自分で着る事の手間、メンテナンスの手間を省くレンタル方式がエンドユーザーに受け入れられている。また着物専門店の主力となる催事販売への不安・疑問が顧客に浸透してきている事・及び顧客の高齢化が課題となっている。既存顧客にも自由な着物へ目を向ける傾向が高まっている。

■有力ナショナルチェーンや、着物専門店の新形態の増加、及び新規参入が進む
 10万円前後で一式を揃えられる新しいショップの展開が増加。対応できる店舗と出来ない店舗で差が広がる。また日本文化、東京オリンピックを見据えた新規参入業者も大都市圏を中心に増加。既存顧客に依存するスタイルに限界が近い。新規顧客の獲得が、なにより重要な戦略となる。

■掲載雑誌
雑誌名:月刊「ステータスマーケティング」2017年1月号
発刊日:2017年1月1日(既刊)
定 価(新年号のみ):10,000円(税込) ※年間購読料36,000円(税込)(年10回発刊)

■問合せ先:有限会社 きものと宝飾社/月刊「ステータスマーケティング」
 所在地:京都府京都市中京区麩屋町通四条上る516井内ビル303 代表取締役:清水 和
 URL:http://www.status-marketing.com/ (お問い合わせはマーケティング担当 松尾まで)
℡:075-255-5596 Fax:075-253-0710 E-mail:status-marketing@nifty.com
本資料における著作権やその他本資料における権利は、㈲きものと宝飾社に帰属します。
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全文(PDF)は下記より。なお、弊誌は引き続き着物市場規模の推計資料作成の為、着物関連企業様にランキングアンケートを実施しております。よりよいデータベース作りのため、ご協力の程宜しくお願い致します。

着物市場規模に関する調査2017(PDF3ページ)

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データ一覧

着物市場規模に関する調査2018年:2,880億円

ステータスマーケティング1月号

ステータスマーケティング「着物年鑑2016」

振袖市場規模

着物市場規模に関する調査2016

ステータスマーケティングとは?