パールトーン 『はじく』をもう一度、社会に伝えたい
㈱パールトーンがホームページを9月にリニューアルしました。同社は今年に入って次々と新しい展開を行っています。年始早々に「はじく」「まもる」をキャッチコピーにしたインパクト性の強いポスターを作成、7月には2種類のパンフレット、そして今回のホームページのリニューアルをしています。『パールトーンで、はじく』をもう一度しっかりと社会に伝えていきたいのだ、と語ってくれました。
宮崎慎也取締役と山本直樹取締役にお話を伺いました!
◆情報発信を強化し、もう一度社会にパールトーン加工を伝えたい
―ホームページをリニューアル、そして強化する意図は
業界、着物ファンの皆様には、『パールトーン加工』というものを知ってもらっていますが、新卒で入ってくれる学生の中には、『パールトーン加工』を知らない、という人も正直増えています。私どもはこの加工技術に自信を持っていますが、それを伝える、という努力がおろそかになっている部分もございました。もう一度、業界の皆様、そして着物ファンだけでなく、着物を着た事がない人にも『パールトーン加工』を知ってもらう努力をしていく必要があります。そうしたエンドユーザー様にまで、『パールトーン加工』の技術を知ってもらい、エンドユーザー様から『せっかく撥水加工をするのであれば、パールトーン加工をしたい』といってもらう事が必要です。そういった声を加盟店様に伝え、加盟店様の新規のお客様、ファン作りのお手伝いまでさせていただきたいのです。一見遠回りですが、これが王道であると考えております。また加盟店様のホームページ代わりにもなりますし、よりパールトーン加工を使って頂くメリットを加盟店様に提供していきたいと考えております。
◆「pearltone.com」と「pearltone.kyoto」の違い
―「パールトーン」として、サイトを二つ持たれる形になっていますが、どういった意図があるのでしょうか?
「.kyoto」に関しては、エンドユーザー様向けに「パールトーン加工」の加工技術の素晴らしさや魅力を発信するためのサイトです。「.com」に関しては、「パールトーン加工」を取扱って下さる小売店様、取引先様の為のサイトとして運営していきたいと考えております。今スタートラインに立ったばかりですが、今後、両サイトとも内容を充実させ、取り扱ってくれる小売店様、パールトーンのファンの皆様、そしてパールトーンを知らない着物ファンの皆様に、『パールトーン加工』を知って頂くためのサイトとして機能させていきたいと考えています。
―小売店様にとっても有益な点とは、具体的にはどういった機能があるのでしょうか?
具体的には、弊社のパールトーン加工を取扱って下さっている加盟店様の①イメージ画像②住所③電話番号④ホームページ⑤地図 などを紹介させて頂くページを準備しております。弊社のサイトを訪問下さった方に、お近くの加盟店様までをより丁寧にご紹介させて頂きます。こうした形で加盟店様にエンドユーザー様を紹介する中継地点の役割も果たしていきたいと考えております。そして今後、様々な機能を強化させていく予定です。
◆今後検討されている機能などをご紹介頂けますか?
検討段階ではありますが、お客様の喜びの声や動画などもアップできるようにし、皆様により弊社のパールトーン加工の技術をしってもらえるような形を検討しております。また着物業界だけでなく新市場という形で、椅子・ソファ生地、カーペット、靴など、様々な異業種の方にもこの技術を使って頂いております。弊社のミッションとして『和装文化を守り、革新する』がございます。このミッションを守るため、生活されている方を巻き込んで、和装文化を振興したい。そして着物ファンを増やしたい。そのための情報発信を、業界の皆様とともに今後積極的に行っていきたいと考えております。
<取材を終えて>
新しく立ちあがったサイトで、積極的に情報発信を行うパールトーン。9月にリニューアルされたが、まだまだ発展途上との事。今後、新しい機能が追加されより充実したサイトとなっていく予定。今後とも大きな市場となっていくネット社会の中で、パールトーンの情報発信が注目されています。
株式会社パールトーン
本社:京都市右京区西院西中水町22(春日通り五条下る)
℡:075-312-1121
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