琳派400年記念 『織物の意匠にやどる琳派』展 開催
琳派400年記念
『織物の意匠にやどる琳派』展 開催
「紫雲閣」綴織格天井の原画全98点 一挙公開(※要事前予約)
会場:川島織物セルコン 織物文化館(京都市左京区静市市原町265)
会期:2015年5月7日~2016年3月31日
休館日:土・日・祝祭日・夏季・年末年始(川島織物セルコン休業日)
入館料:無料 開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※見学予約:見学は事前予約制 事前にお電話で予約を入れて下さい。
ご予約専用電話:075-741-4323
アクセス
地下鉄「国際会館」駅より
・京都バス(52系統)「小町寺」下車 徒歩約5分
・タクシー 約10分
叡山電車鞍馬線「市原」駅下車 徒歩7分
京都駅より タクシー約40分
川島織物セルコン:http://www.kawashimaselkon.co.jp/
川島織物セルコン 文化博物館:http://www.kawashimaselkon.co.jp/bunkakan/
株式会社川島織物セルコン(本社:京都市 社長:山口 進)は、琳派400年にちなみ、特別展示『織物の意匠にやどる琳派』展を開催しています。琳派として広く知られている作品は、俵屋宗達の風神雷神図、尾形光琳の紅白梅図屏風などを代表とする屏風や絵画ですが、絵画のみならず、衣装や美術工芸品、空間デザインまで生活の様々なシーンで使われ、その時代に合わせ幅広く展開していた事が大きな魅力の一つです。織物も例外でなく、帯や肩裏(羽織の裏に付ける生地)などの衣装や、壁張・天井張や窓掛(カーテン)などの室内装飾の意匠としても採用されています。
今回の展示では、織りのトップメーカーとして名高い川島織物ならではの逸品が多数展示されています。最後の琳派と言われ、明治期に川島織物で織物デザインの研究も行った神坂雪佳の残したデザインを中心に織物の意匠に見られる琳派が紹介されています。
・豪華客船地洋丸の綴織パネル構想画
・芸艸堂(うんそうどう)が明治期に出版した図案帳
も、公開。中でも実業家 浅野総一郎の建設した「紫雲閣」の天井に用いられいていた綴織格天井(つづれおりごうてんじょう)の原画全98点の一挙公開は圧巻。皇室御用達のメーカーならではの逸品が鑑賞できる展覧会となっています。
着物業界誌 「ステータスマーケティング」では、川島織物セルコン 代表 山口進 氏のインタビューを行っている。「ステータスマーケティング」着物年鑑(7月1日)に掲載予定。