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打ち水で日本を涼しく! 全国200カ所でいっせいに打ち水を実施

打ち水で日本を涼しく! 全国200カ所でいっせいに打ち水を実施
当日はゆかたの着付け教室も
全国和装学院連絡会


全国和装学院連絡会(市田ひろみ会長)は、2021年の東京オリンピック・パラリンピックの成功応援事業として開催1年前にあたる今年の7月24日(水)に、全国約200か所で一斉に打ち水を行う「納涼打ち水大作戦」を計画。開催に先立ち、7月1日に東京・代々木の山野美容学校で記者会見を行った。


同計画は内閣府東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局が運営するbeyond2020事業の認証を受けているほか、東京都教育委員会、京都市、岐阜市が後援している。また、7月24日17時の打ち水前には「全国ゆかたの着付け教室」を開催。同イベントにゆかた姿で参加してもらうことで、より風情のある日本の伝統として周知させるほか、ゆかたの着方を少しでも多くの人に知ってもらうことを目的としている。会見の会場となった山野ホールには、ゆかた姿の学生も大勢参加して花を添えた。
実行委員長の山野愛子ジェーン氏は「近年、ゆかたが夏のファッションとして若者を中心に人気を集めており、和服を着たいという女性の要望も非常に高まっています。しかし、浴衣を持ってはいるが自分では着られないという人もまだまだ多いのが現状。私たちはこのゆかたの着方教室を通してゆかたを自分一人で着られる、あるいは人に着せることができるという人を増やすことで、日本の夏をゆかた姿でいっぱいにしたいと考えています」と語った。続いて副実行委員長の大塚純子氏も「東京オリンピックの招致においては『おもてなし』がキーワードになりました。2020年、海外から多くの方が来日された時、町が着物やゆかた姿であふれていたら、それがおもてなしの心を表現することになると思うのです。ぜひ、大勢の方にゆかたの着方を覚えていただき、ゆかた姿でおでかけする人が増えれば嬉しいです」と述べた。

全国和装学院連絡会

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