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きものサミットin京都2018、9月5日ホテルグランヴィア京都で開催

厳しい和装市場の持続的発展を図るために、川上・川中・川下の各事業者が適切に機能を発揮し、サプライチェーン全体の関係者が一堂に会し、和装業界の振興に資する事を目的として、「きものサミットin京都 2018」を9月5日にホテルグランヴィア京都にて開催される。(※和装業界関係者向けの事業です)

きものサミットの開催の趣意
・和装市場の規模は昭和50年ごろの約1.8兆円をピークとして、近年は3,000億円を下回っており、1/6以下まで減少している。
・事業者数も減少の一途にあり、特に職人の高齢化など、産地の疲弊が指摘されており、このままでは産地のサプライチェーン(川上から川中・川下に至る生産・流通過程)の中長期的な持続可能性も指摘される。
・こうした中、和装の持続的な発展を図るためには、サプライチェーン全体の各事業者が適切に機能を発揮するため、関係者が一堂に会し、和装業界の振興に資する事を目的として「きものサミットin京都2018」を開催する。

京都府山下副知事は

「昭和50年~51年ごろは、和装市場のピークであったが、今ほど多くの人が着物を着る事はなかった。外国の方、日本の方が着物に興味を持ってくれています。昭和の時代から『今の取引慣行は適正か?』と問われていたのであり、改めて今、真剣に考える必要があるのではないでしょうか」と挨拶。

上田京都市産業観光局長は

「2020年開催される東京オリンピックも踏まえて、全体で団結して取り組んでいきたい」とあいさつ。

丹後織物工業組合の松本理事長は、
「白生地の生産数量は昭和49年をピークに今3%程度に減少しています。昭和30年代の機械が現役で稼働しており、非常に厳しい状況です。こうした課題を克服するためのきっかけになる事を願います」と語った。

小売店、着物協同組合、NC、LCなど幅広く参加者を募りたい

またきものサミットin京都2018実行委員会の野瀬兼治郎委員長は
「今回のサミットでは、川上から川下までサプライチェーン全体で集まり、共に問題を考えたいと思います。
確かに和装販売においては、消費者から支持されない販売の仕方もあったかと思います。情報を持たない消費者に不利益な販売手法があってはならないと考えます。
またお互いを非難し合うのではなく、配慮し協調しながら、最終消費者であるお客様のためになる商売のあり方を共に考えていき、次の若い世代に引き継ぐための礎になればと考えております」と語った。

<きものサミットin京都2018 概要>
日時:2018年9月5日(水)15時30分~19時30分
場所:ホテルグランヴィア京都(京都市下京区JR京都駅口)3階
<主要な協議テーマ>
① 和装の持続的発展のための商慣行のあり方について(関連記事は下記リンク先掲載)

和装の持続的発展のための商慣行のあり方について

② 東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みについて
③ きものの日の取組について
④ 成人式への対応について
⑤ きもの文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組について
<概要>
① 基調講演
② パネルディスカッション
③ サミット宣言
④ 交流会

きものサミットin京都2018開催委員会(全9名)
会長:立石義雄氏(京都商工会議所会頭)
副会長:池田佳隆氏(全国染色協同組合連合会理事長、公益財団法人京都和装産業振興財団理事長)

きものサミットin京都2018実行委員会(全7名)
委員長:野瀬兼治郎氏(一般社団法人全日本きもの振興会会長、公益財団法人京都和装産業振興財団 副理事長)
副委員長:服部正毅氏(京都商工会議所繊維・染織部部長、西陣織工業組合副理事長)

務局:公益財団法人京都和装産業振興財団:https://www.wasou.or.jp/wasou/info/000422.html

事務局住所:京都市中京区室町通蛸薬師下る 丸池藤井ビル内
TEL075-211-0015


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