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チームj-culture2020 きものサローネin日本橋でステージイベントを開催

「きものサローネin日本橋」でステージイベントを実施
畳、お茶、お花、着物の4業界から有志が集まり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを機に日本文化を国内外にアピールしてその素晴らしさを再認識しようとする団体「チームj-culture2020」は、10月6日(金)18時30分から、きものイベント「きものサローネin日本橋」にてステージイベントを開催する。

先日行われた会見で同チームの中村健一リーダー(チーム着物2020)は、「これまで個々の業界で日本文化をアピールすることはあっても、業界が手を組んで何かをするということはなかった。実際、私も畳業界の方たちとこんな風にやり取りするのは初めての体験。6日のステージはチームj-culture2020としてのファーストセッションであり、より多くの人に見ていただきたい」と語った。また、サブリーダーを務める内藤誠治氏(畳でおもてなしプロジェクト実行委員会)も、「畳だけでは何もできない。畳の上に着物やお花などがあって初めてモノになる。そういう意味で、今回の4業界のコラボレーションには大いに期待しています」と語った。

当日は約30分の舞台演出やワークショップを実施。舞台演出では、ランウェイに江戸小紋の帯地を利用した江戸畳を敷き詰め、「メダル贈呈式で選手らに着てもらいたい」として制作された着物を披露。絽の夏物振袖や桂由美氏がデザインした夏物訪問着、東京手描友禅の祝い法被はすべて福岡県産の繭を使用しており、復興五輪をアピールしている。他にもパラリンピックに参加する車椅子のアスリートにも着物を着てもらえるよう開発されたファスナー付き着物が披露されるほか、草月流の公開いけばな、大日本茶道学会による一服点前も予定されている。
 
j-culture2020のステージは

10月6日(金)、18時半(開場18時)~19時10分まで、コレド室町1日本橋三井ホール5階(東京都中央区日本橋室町2-2-1)で行われる。