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着物ショー「和のつどい」開催 in 大阪能楽会館

和のつどい実行員会/豊美苑なかの孝株式会社(中野孝郎実行委員長)は、9月24日、大阪能楽会館(大阪市北区)にて、「和のつどい」を開催。数百名の来場者、参加者で華やかなショーが開催された。(動画はやまと舞のやまとかなさんとやまとふみやさん)

中野実行委員長は「近年、老若男女を問わず着物が好きだという仲間の輪がSNS(フェイスブック、ツイッターなど)を中心に広がっています。和文化を伝承していくために着物が持つ役割は重要なものがあります。日本舞踊・邦楽・茶道・華道などの伝統文化が継承される限り、着物は存在し続けなければなりません。より一層、着物を着て楽しめる環境づくりを目指していくことを目的として京都を中心に国内外で着物ショーや3分間で着られる着物の開発や普及など、様々な活動を行っています。着物でお洒落をするのが当たり前の時代を目指して日本の伝統文化の発展と装いとして共に歩んできた着物文化を啓蒙し和文化創生に貢献してまいります」と挨拶。

この日のショーも、フェイスブックで来場者や参加者を集い、開催された。特にショーの参加者は今年や去年に開催された「和のつどい」の模様をSNSで見て、参加を決めた方も多かった。
・日本舞踊 花柳梅艶香
・着物ショー:美紬女(びちゅうじょ)、ビューティーグレース、鹿鳴館、ミセス日本グランプリ、豊美苑
・やまと舞:やまとかな やまとふみや
・和芸、歌謡

参加者の多くは、「由緒ある大阪能楽会館の舞台に立つことができたことが本当にうれしい。緊張もしたが、楽しかった」と喜んでいた。参加者の多くが、普段着る事のない振袖を着て、着物ショーに臨んだ。振袖を着て踊ると50~60代に見えない女性も多く、会場は驚きで賑わった。特別な場所で、普段着る事の出来ない振袖を楽しむ女性が多かった点が印象的であった。

大阪能楽会館は老朽化が問題となり、今年12月末に閉館となる。大阪能楽会館に立てる最後のチャンスとあって、多くの参加者がショーを思い切り楽しめたようである。

豊美苑なかの孝株式会社
住所:京都市下京区東洞院通5条下ル和泉町527-1
TEL:075-351-3575
FAX:075-343-2980

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