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やしまグループ 第33期経営方針発表会

着物のやしまグループ 第33期経営方針発表会―理念無き経営は滅びる ビジョン無き経営は破れる―

中国・四国地方大手のやしまグループ(中須賀賢一代表取締役社長)は、8月8日、第33期経営方針発表会をホテルグランヴィア広島(広島市)にて開催した。

第32期の結果が発表された。
株式会社ナカスカコーポレーション(きもののやしま):23.65憶円(昨年対比100.4%)
株式会社E・Iコーポレーション(笑顔創造写真館ニコ):3.28憶円(昨年対比133.3%)
総店舗数は、新業態キモノグラース店を含め、25店舗、人員数は226名となった。


・長期ビジョン
理念無き経営は滅びる ビジョン無き経営は破れる
2026年41期グループ売上100億円 販社70億
高生産企業へ向け大きく革新し、日本一の和装振興企業となる
・第3次中期ビジョン
2021年36期グループ売上55億 販社40億40店舗
中四国No.1の和装振興企業となる


中須賀社長は
「私達、やしまは心躍る未来を贈ります。お客様に愛されるためには3つのフックが必要だと考えております。センス・親切・面白さです。日本一の和装振興企業を目指します。私達は物を売るのではなく、価値を提供しているのです。確かに昨今の変化の大きさと変化の速さについていくことは大変です。しかし私たちは徹底的に行動します。屁理屈ばかり言って行動しない指導者がいます。口先だけの指導者がいる会社は決して伸びません。私自身が率先して行動し、社員の皆さんの働きやすい環境、成長しやすい環境を構築してまいりたいと考えています。そのために、いち早く優秀な人材に権限を委譲してまいります。人こそ財産であり、人材に積極的に投資していきます。また和装振興企業として、商品・着物・和にこだわるとともに、常に成長可能な新事業を考え展開します」と33期の方針を発表した。

続いて各事業部、営業部、店ごとによる決意表明が行われた。
新業態キモノグラース事業部 高橋次長は「新業態キモノグラースでは、店頭販売を4割とれる業態にしていきたい。催事偏重型からの脱却を図ります」と発表。
笑顔創造写真館ニコ事業部からは「他業種とのコラボで知名度のアップを図ります。写真館ではSNS、特にツイッターの効果が大きいです。電話ではなく、SNS、紹介を主流としてお客様にアプローチしています。今後より一層、お客様がニコを紹介したくなるような仕組みを作るかが大切となっています」と語った。続いて年間表彰が行われ、懇親会では、各営業部からの出し物が出されるなど、やしまグループらしい若さと活気に溢れた発表会となった。

やしまグループ
本社:広島市中区国泰寺町1-3-15
TEL:082-543-2118

記事はステータスマーケティング9月号に掲載。

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